クラシック名曲解説
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TOP独奏曲(ピアノ)ショパンノクターン第1番変ロ短調


フレデリック・フランソワ・ショパン

ノクターン第1番変ロ短調作品9-1


演奏時間:約分30秒


400字程度
 ショパンは全部で21曲のノクターンを残しています。「ノクターン」は邦語で「夜想曲」と訳されています。左手のアルペジオの伴奏にのって、右手が甘美で感傷的な旋律を歌うノクターンは、ショパンのピアノの詩人としての特異な才能が最もよく現れたものと言えるでしょう。

 ノクターン作品9は3曲から構成されていますが、作品9-1はショパンのノクターンの中でも最初の作品です。豊かな情緒とロマンに満ちた美しい旋律はショパンの作品の中でも有名な曲の1つで、1830年から翌1831年にかけて作曲され、ピアノ製作会社プレイエルの社長カミーユ・プレイエルの夫人マリー・プレイエルに献呈されてました。

 ショパンの最初のノクターンであるこの曲は、当時ノクターンという形式の先駆者であったアイルランドの作曲家フィールドの影響を強く受けていると言われていますが、このノクターンという形式を確立し、完成させたのはショパンです。曲はラルゲットで4分の6拍子、3部形式で書かれています。左手は絶え間ないさざ波のような伴奏で、右手は感傷的な旋律をひたすら歌い上げる、典型的なノクターンになっています。


CD ショパン:ノクターン第1番変ロ短調作品9-1








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