クラシック名曲解説
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TOP独奏曲(ピアノ)ショパンノクターン第8番変ニ長調


フレデリック・フランソワ・ショパン

ノクターン第8番変ニ長調作品27-2


演奏時間:約4分40秒


400字程度
 ショパンは全部で21曲のノクターンを残しています。「ノクターン」は邦語で「夜想曲」と訳されています。左手のアルペジオの伴奏にのって、右手が甘美で感傷的な旋律を歌うノクターンは、ショパンのピアノの詩人としての一面が最もよく現れたものと言えるでしょう。

 このノクターン第8番はノクターン第2番、ノクターン第5番とともにショパンのノクターンの中では最もよく知られています。ノクターン第8番は1835年、ショパン25歳の時に作曲され、テレーズ・ダボニー伯爵夫人に捧げられています。たいへん美しい曲想でしばしば「貴婦人のノクターン」と呼ばれています。メンデルスゾーンがこの曲を聴いたときの感激を、家族に手紙で伝えたという逸話も残されています。

 ショパンのノクターンの極致とでもいうべき作品で、魅惑的な旋律、精微な装飾音、仕上げの完全さにおいて非常に充実した作品で、最高傑作の一つに数えられています。そっと語りかけるように始まる夢見心地の旋律は一瞬にして聴く人を虜にしてしまいます。曲は2つの主題が左手の音域の広い伴奏形とともに、優美な装飾が施された巧妙な変奏を繰り返していきます。


CD ノクターン第8番変ニ長調作品27-2







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