ゴルトベルク変奏曲は、J.S.バッハによるチェンバロのための練習曲で、全部で全4巻からなる「クラヴィーア練習曲集」の第4巻です。
この「ゴルトベルク変奏曲」の俗称はバッハが音楽を手ほどきしたゴルトベルクが不眠症に悩むカイザーリンク伯爵のためにこの曲を演奏したという逸話からきています。
曲は32小節から成るアリアを最初と最後に配置して、その間にアリアをテーマとした30の変奏が展開されていきます。約50分もかかる長大な変奏曲であり演奏には高度な技術が必要とされます。
この「ゴルトベルク変奏曲」は20世紀初頭まであまり演奏されませんでしたが、グレン・グールドが1956年にデビュー盤にこの曲を選択して世界的な大ヒットとなり有名になりました。
ゴルトベルク変奏曲 BWV988より “アリア”
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バッハ:ゴールドベルク変奏曲
グレン・グールド(ピアノ)