【フランク・ブラレイ(Frank Braley )ピアノ】
1968年生まれ。フランスを代表する若手実力派ピアニスト。4歳でピアノを始め、10歳でフランス放送フィルとのコンサートでデビューし、その後パリ国立高等音楽院で、パスカル・ドゥヴォワイヨン、クリスティアン・イヴァルディ、ジャック・ルヴィエらに師事し、ピアノと室内楽でプルミエ・プリを満場一致で獲得した。1991年、ベルギーでのエリーザベト王妃国際音楽コンクール優勝、さらにインターナショナル・ミュージック・アワードを審査員全員一致で受賞した。
1991年10月、パリでのデビュー・リサイタルを皮切りにヨーロッパ各地で演奏活動を始める。自らユニークな企画をたてシリーズ演奏会にも積極的でロック・ダンテロン音楽祭からスタートさせた「ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全曲演奏」をパリ、ローマ、ビルバオ、リスボン、日本、ブラジル各地で成功させた。1991年の初来日から、1995年には広上淳一指揮日本フィル、2001年にはプラッソン指揮トゥールーズ・キャピトル管に出演、2003年の第6回アルゲリッチ音楽祭にはアルゲリッチの代役で急遽登場し、聴衆の喝采を浴びた。2005年からは毎年東京で開催される"ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン"に参加している。
ハルモニア・ムンディ・フランスより4枚のソロCDをリリースしている他、2008年にはシューベルト:ソナタ他のCDをリリースし、好評を得た。
(フィリアホールHPより)
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