TOPサー・アンドラーシュ・シフ ピアノ・リサイタル


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公演名:サー・アンドラーシュ・シフ ピアノ・リサイタル



日時:2017年3月21日 (火) 19:00 開演 (18:30 開場)

    2017年3月23日 (木) 19:00 開演 (18:30 開場)

 
会場:東京オペラシティ コンサートホール
 
出演:ピアノ:サー・アンドラーシュ・シフ

曲目:

3月21日】

モーツァルト: ピアノ・ソナタ第17(16)番 変ロ長調 K.570
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 op.110
ハイドン: ピアノ・ソナタ ニ長調 Hob.XVI:51
シューベルト: ピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D959


3月23日】

ハイドン: ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:52
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 op.111
モーツァルト: ピアノ・ソナタ第18(17)番 ニ長調 K.576
シューベルト: ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D960


チケット:S¥12,000 A¥9,000 B¥6,000 C¥4,000

お問合せ:カジモト・イープラス0570-06-9960



サー・アンドラーシュ・シフ

1953年、ハンガリーのブダペストに生まれ、5歳からエリザベス・ヴァダスにピアノを学び始める。その後フランツ・リスト音楽院でパール・カドシャ、ジェルジ・クルターク、フェレンツ・ラードシュらに学び、さらにロンドンでジョージ・マルコムに師事した。
シフの活動の主要な部分を占めるのはJ. S. バッハ、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ショパン、シューマン、バルトークなどの重要な鍵盤楽曲によるリサイタルや全曲演奏会である。2004年にはベートーヴェンのピアノ・ソナタ全32曲を作曲年代順に演奏する全曲チクルスをスタート。これらの演奏会は全てチューリヒ・トーンハレにおいてライヴ・レコーディングされている。
世界の一流オーケストラや指揮者のほとんどと共演してきたが、近年はピアノを弾きながら自ら指揮もする弾き振りの活動をメインにしている。1999年には自身の室内楽オーケストラ、カペラ・アンドレア・バルカを創設、メンバーには国際的なソリストや室内楽奏者、友人たちが加わった。毎年、このオーケストラのほか、ロンドンのフィルハーモニア管弦楽団やヨーロッパ室内管弦楽団を弾き振りしている。
子供の頃から室内楽に親しみ、1989年から1998年には、ザルツブルク近郊の、国際的にも評価の高いモントゼー音楽週間の芸術監督を務めた。また1995年にハインツ・ホリガーとともに、スイスのカルタウス・イッティンゲンでイッティンガー聖霊降臨祭音楽祭を創設。1998年にも同様のシリーズをヴィチェンツァのテアトロ・オリンピコでスタートさせ、「パラディオへのオマージュ」と名づけた。2004年から2007年までワイマール音楽祭のアーティスト・イン・レジデンスを務め、また2007年/08年シーズンはベルリン・フィルのピアニスト・イン・レジデンスを務めた。
受賞も多く、最近では2009年6月にピアニストとしてのすぐれた業績に対してルール音楽祭賞を受賞。2006年には、ベートーヴェン作品の解釈における業績が評価され、ボンのベートーヴェン・ハウスの名誉会員に選ばれた。2007年にはベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲チクルスに対してイタリアの名高い賞であるアッビアーティ賞を受賞。同年にはコーン財団によるロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック・バッハ賞を受賞。この賞はJ.S.バッハの演奏と学術的研究に際立った貢献をした人に毎年与えられるものである。2008年にはウィグモア・ホールでの30年間の音楽活動が評価され、ウィグモア・ホール賞を受賞。
2006年、楽譜出版社のへンレ社と共同で、モーツァルトのエディションの重要なプロジェクトに着手。今後数年の間に、モーツァルトのピアノ協奏曲の原典版のピアノ・パートに、シフが加筆した楽譜が刊行される予定である。その楽譜には、運指のほか、モーツァルト自身のカデンツァが残されていない作品に新しいカデンツァも加えている。さらに2007年には、シフの運指によるバッハの『平均律クラヴィーア曲集』全2巻がヘンレ原典版として刊行される予定である。
シフはブダペスト、デトモルト、ミュンヘンの各音楽大学の名誉教授の称号を持ち、またイギリス・オックスフォードのバリオル・カレッジの特別研究員にも選出されている。
KAJIMOTOウェブサイトより)