TOPキット・アームストロング ピアノ・リサイタル


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公演名:キット・アームストロング ピアノ・リサイタル



日時:2017年1月23日(月) 19:00
 
会場:浜離宮朝日ホール(東京)
 
出演:ピアノ:キット・アームストロング

曲目:

バード:プレリュード、パヴァーヌ、ガイヤルド(“パーセニア”より)
バード:ファンシー(“私のネヴェル夫人のヴァージナル曲集”より)
モーツァルト:幻想曲とフーガ ハ長調 K. 394
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調 K. 576
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
リスト:巡礼の年 第3年より「エステ荘の噴水」


チケット:一般 S席:5,400円 A席:4,300円

      学生 S席:2,700円 A席:2,150円


お問合せ:ジャパン・アーツぴあ 0357743040



キット・アームストロング】 (ピアニスト、作曲家)
 1992年生まれのピアニストで作曲家のキット・アームストロングは、今日のクラシック音楽界で最も注目すべき逸材である。幼くして非凡な知性、音楽性、そして演奏テクニックを認められ、現在、類い稀なキャリアへと続く道を確実に歩み始めた大人の芸術家として知られている。彼の華麗かつ完璧なテクニックは思わず息を飲むほど素晴らしく、また、その卓越した知性と直観的な音楽性によって、分析的であると同時に極めて感情的に音楽の真髄に迫っている。インディペンデント紙は彼の「自信みなぎる表情豊かでリラックスした演奏」に言及し、「殿堂入りを果たした新進気鋭のピアニスト」で「注目すべき作曲家」であると称賛した。
 これまでに、ウィーンのコンツェルトハウス、ロンドンのウィグモア・ホール、チューリッヒのトーンハレ、ケルンとベルリンのフィルハーモニー・ホール、ハンブルクのライスハレ、ブリュッセルのパレ・デ・ボザールなどでリサイタルを行っている。特筆に値するオーケストラとの共演プロジェクトとしては、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮フィルハーモニア管弦楽団、リッカルド・シャイー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、およびロビン・ティチアーティ指揮スコットランド室内管弦楽団とのツアーが挙げられる。
 受賞歴も多く、主なものとしては、ASCAP財団のモートン・グールド若い作曲家賞を5回受賞している。このうち2007年には、ヴィオラとピアノのための組曲「もじゃもじゃペーター」で、ASCAP財団の権威あるシャーロット・V・バーゲン奨学金を授与された。
 アームストロングはフィラデルフィアのカーティス音楽院と英国王立音楽院で学び、後者ではベンジャミン・カプランに師事した。13歳からアルフレート・ブレンデルに師事し、以来、緊密かつ有意義な関係を継続している。ブレンデルはキットについて、「これまでに出会った最も偉大な才能の持ち主」と評し、師として、あるいは良き助言者として彼に影響を与えている。二人の特殊な師弟関係を密着取材したドキュメンタリー「ピアノの椅子に火をつけろ(Set the Piano Stool on Fire)」が、イギリスの映画制作者マーク・キドルにより映像化され、大好評を博した。
 アームストロングはロサンゼルス、パリ、およびロンドンで育ち、5歳でピアノを始める。英国王立音楽院から音楽の学位を、パリ大学から数学の学位を授与されている。ピアノ演奏も作曲もしていない時には、料理、折り紙、テニス、コンピューター・ゲームをして過ごすことを特に好んでいる。日本では2014年3月に秋山和慶指揮東京交響楽団とブリテンのピアノ協奏曲を共演。浜離宮朝日ホールでのリサイタルも大絶賛を博した。(ジャパン・アーツHPより)