【アレクサンダー・ガヴリリュク 】
「アレクサンダー・ガヴリリュクは、この10年間で最も偉大な発見の一つである。彼は毎回、驚くべき妙技と示唆に富む演奏で聴衆を魅了する」(2015年6月De
Telegraaf)
1984年生まれ。7歳よりピアノを始め、9歳で初めてオーケストラと協奏曲を演奏した。
1999年第3回ホロヴィッツ記念国際ピアノコンクールにおける第1位とゴールドメダルを受賞。
2000年11月には浜松国際ピアノコンクールで優勝し、日本の審査員に「20世紀後半最高の16歳」と評された。
2005年、ルービンシュタイン国際ピアノコンクールにて、第1位及び金賞、ベスト・コンチェルト賞を受賞した。
2010年、ロイヤル・コンセルトヘボウ管との初共演以降、マスター・ピアノ・シリーズにおけるリサイタルあるいは同オーケストラとの共演のため、毎年アムステルダムで公演を行う。今日ではノーブルで心に強く訴える解釈が評価され、ニューヨーク・フィル、ロサンゼルス・フィル、モスクワ・フィル、ワルシャワ・フィル、イスラエル・フィル、ロッテルダム・フィルなどのオーケストラや、ゲルギエフ、ブロムシュテット、アシュケナージ、ラザレフ、ペトレンコ、シモノフ、スダーンなどの指揮者と共演している。
スリリングなラフマニノフ作品の演奏には定評がある。ラフマニノフのピアノ協奏曲全曲及び狂詩曲を、N.ヤルヴィ指揮/スイス・ロマンド管(2013年5月)、トヴェイ指揮/ヴァンクーバー響のラフマニノフ音楽祭(2014年3月)にて演奏した。
日本及びアジアには定期的に訪れ、N響、ソウル・フィルなどとの共演、リサイタル・ツアーを行なっている。ロシアにも定期的に訪れ、スピヴァコフ指揮/ロシア・ナショナル管、スヴェトラーノフ指揮/ロシア国立響と共演した。モスクワ音楽院大ホール及びクレムリンでのリサイタルを行っている。
13歳よりシドニーに拠点を移し、2006年まで滞在した。メルボルン響、シドニー響など主要なオーストラリアのオーケストラと共演し、毎年オーケストラ公演、リサイタルを行なっている。2009年、アシュケナージ指揮/シドニー響とプロコフィエフのピアノ協奏曲を録音し、高い評価を受けた。これはシドニー・オペラハウスでライブ録音されたものである。その他録音には、ラフマニノフ、スクリャービン、プロコフィエフを演奏したリサイタル盤(ピアノ・クラシックス)、最近のものではムソルグスキー「展覧会の絵」とシューマンの「子供の情景」の録音が広く評価されている。
2016/17シーズンの主な活動としては、ゲルギエフ・フェスティバルの一環としてゲルギエフ指揮/ロッテルダム・フィルとの共演のほか、オランダ放送響、ヴァンクーバー響、コンセルトヘボウ管、シンシナティ響とのアジア・ツアーのほか、ロンドンのインターナショナル・ピアノ・シリーズにデビューするほか、ヨーロッパ、アメリカでのソロ・リサイタル・ツアーおよび、ジャニーヌ・ヤンセントとのリサイタルではヨーロッパ中で演奏する。また、オーストラリアで大規模なツアーを実施し、アデレイデ響、タスマニア響、西オーストラリア響と共演する。
【その他の公演】
■1月12日(金) サントリーホール
TOKYO SYMPHONY チケットセンター 044-520-1511
■1月13日(土) ミューザ川崎シンフォニーホール
TOKYO SYMPHONY チケットセンター 044-520-1511
■1月14日(日) りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館
りゅーとぴあチケット専用ダイヤル 025-224-5521
■1月16日(火) 横浜みなとみらいホール
神奈川芸術協会 045-453-5080
■1月19日(金) ザ・シンフォニーホール
センチュリー・チケットサービス 06-6868-0591
■1月20日(土) ザ・シンフォニーホール
センチュリー・チケットサービス 06-6868-0591
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