のどに良いもの
歌手は喉をとても大切にします。それは、喉がとてもデリケートな部分だからです。だから歌手の方は神経質なくらいに喉を大切にします。そして、歌う2、3時間前には、食事をあまりとりません。なぜなら満腹状態では、横隔膜の働きに影響を及ぼし、浅いブレスになってしまうなどの影響があるからです。
喉にいいとされているものは、プロポリス、しょうが、蜂蜜、金柑、カリン、大根、長ネギなどビタミンを多く含む食べ物が良いとされています。雑誌等で見かけたことですが、その中でもハチミツが一番のようです。
ハチミツに大根を漬けて出てきた汁を飲む・・・
コップにハチミツとおろした生姜を適量入れてお湯でといて飲む・・・
大根を1cm角に切ってはちみつに漬け込みそれを食べる・・・
レモンを薄い輪切りにして砂糖を沢山入れて冷凍庫で一晩おいて食べる・・・等々
またアルコールですが、体をリラックスさせる効果がありますので、声帯がリラックスしていいのでは、という意見もありますが、同時にアルコールには水分を奪うという作用があります。声帯を滑らかに振動させる為に、保湿は大変重要ですが、その潤いを失ってしまうということですので飲まないほうがいいようです。
のどに悪いもの
歌う時に影響が出やすい食べ物として言われているのは、辛いもの(喉への刺激が強い)、糖分の強いもの(喉がベタベタする)、パン、クッキー、ナッツのようなパサパサした食べ物(喉の水分が失われる)、メロンやリンゴ(喉がイガイガする)などがあります。
飲み物では、ウーロン茶(喉の油分が奪われる)、牛乳などの乳製品(喉がネバネバしてしまう)、炭酸飲料(ゲップが出やすくなる)、冷たい飲み物(喉がキュッとしまってしまう)などは控えたほうが良いでしょう。
ただし、これらはすべての人にあてはまるわけではないため、自分にとって何が良いのか、悪いのかは、それぞれに研究されるのがいいようです。
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