通称「モツレク」と呼ばれている、レクイエムニ短調K.626はモーツァルト最晩年の名作です。
「レクイエム」(死者のためのミサ曲)とは死者に向かってその魂を鎮めるための歌ではなく、死んだ人が死後、神から受ける罰を軽くしてもらい、永遠の光を与えられるように祈るという曲です。
このレクイエムはヴェルディ、フォーレのものと並んで三大レクイエムと呼ばれ、人気のある名曲です。