クラリネットが活躍するクラシック曲

　「ボレロ」は、フランスの作曲家モーリス・ラヴェルが1928年に作曲したバレエ音楽です。オーケストラで使われる楽器が、同一のリズムが保持されるなかで次々とソロを披露していく、という特徴的な構成で、現代でもバレエの世界に留まらず広く愛される音楽の一つです。

　フルートから始まってクラリネット、ファゴット、小クラリネット、オーボエダモーレ・・と順に次々ソロをとっていき、次第に音に厚みが加わり最後は全合奏でなだれ落ちるように幕を閉じます。

　単純な構成とそこからかもし出される豊かさからこの曲は大変人気があり、映画、ドラマ、アニメ、CM、フィギュアスケートなどで数多く使われています。

楽譜

【クラリネットが活躍する曲・クラシック】
ガーシュウィン：ラプソディ・イン・ブルー
メンデルスゾーン：交響曲第3番「スコットランド」より第2楽章
ドヴォルザーク：交響曲第9番「新世界より」より第4楽章
ショスタコーヴィチ：祝典序曲
ウェーバー：「魔弾の射手」序曲
オッフェンバック：「天国と地獄」序曲
ボロディン：だったん人の踊り
ベルリオーズ：「幻想交響曲」より第5楽章
リムスキー＝コルサコフ：交響組曲「シェヘラザード」より第3楽章
ブラームス：「交響曲第1番」より第3楽章
ラフマニノフ：「交響曲第2番」より第3楽章
チャイコフスキー：交響曲第6番「悲愴」
シューベルト：交響曲第7番「未完成」
ラヴェル：ボレロ
J.バーンズ：アルヴァマー序曲

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