ジェームズ・バーンズは1949年生まれの、アメリカ合衆国の作曲家、指揮者。主に吹奏楽曲の作曲で知られています。「アルヴァマー序曲」はバーンズの作品の中では最も有名な曲です。 親しみやすいメロディで、演奏の難度も低く、基本的な編成での演奏が可能であることもあって、中学や高校での吹奏楽部で演奏する機会が多いようです。 日本では初めてこの曲を紹介した、汐澤安彦指揮、東京佼成ウインドオーケストラによるかなり速めのテンポの演奏がスタンダードになっていますが、バーンズ本人の指揮による演奏はゆったりしたテンポで演奏されています。 ラスト近くに、クラリネット殺しの異名をとる16分音符のめまぐるしい金管の裏旋律があります。