吹奏楽・オーケストラの楽器 吹奏楽・オーケストラの楽器  
ヴァイオリン Violin
  
吹奏楽・オーケストラの楽器

ヴァイオリンあれこれ
ヴァイオリン関連リンク

Vio Music あごをすっきりと バイオリン/ビオラ用あご当てカバー(ブラウン)
 



HOMEヴァイオリンヴァイオリンの歴史

1人で学べる 初心者のためのバイオリン入門 【DVD付】


ヴァイオリンの歴史

 ヴァイオリンの起源については諸説ありますが、はっきりしたことはいまだにわかっていません。ヴァイオリンのように弦をこすって音を出す擦弦楽器(さつげんがっき)は、もともとモンゴル辺りの馬頭琴が起源とされています。

 現存する最古の楽器は16世紀後半のものですが、それ以前にも北イタリアをはじめヨーロッパ各地の絵画や文献でヴァイオリンが描写されています。レオナルド・ダ・ヴィンチの手による、ヴァイオリンに似た楽器の設計図も残存しています。

 現存楽器の最初期の製作者としてはガスパロ・ディ・ベルトロッティ(ガスパロ・ダ・サロとも)、アンドレア・アマティ、ガスパール・ティーフェンブルッカーが有名です。当時は舞踏の伴奏など、世俗音楽用の楽器として使われていました。

 1550年ごろ突如として改良の余地のないほど完全な楽器が北イタリアのクレモナで誕生しました。ピアノを始め様々な楽器はその原型が生まれてから、徐々に改良が重ねられて完成されますが、この当時誕生したヴァイオリンはそれまでのヴァイオリンの先祖と考えられる楽器と比べてその完成度は並はずれたものでした。

 17〜18世紀になると、クレモナではニコロ・アマティ、ヤコプ・シュタイナー、ストラディバリ一族、グァルネリ一族など著名な製作者が続出しました。特に卓越していたのがアントニオ・ストラディヴァリとバルトロメオ・ジュゼッペ・グァルネリ・デル・ジェスであり、彼らを超える名器はいまだに生まれていないといっても過言ではありません。

 その後、演奏される曲の音域が増加するのに伴い指板は延長され、また、より高いピッチに対応するためネックが後ろに反り、駒がより高くなりました。18世紀以前に作られた楽器のほとんどは現在そのように改良されており、これらを「モダン・ヴァイオリン」、修理を受けず原形を保っているものを「バロック・ヴァイオリン」といっています。

 また特にイタリア製において、名ヴァイオリン製作者が作製したヴァイオリンを製作時期によって「オールド(1700年代後期まで)」「モダン(1800年位から1950年位まで)」「コンテンポラリー(1950年位以降)」と分類して呼ばれることも多い。

 

 ヴァイオリンのしらべ2 不朽のスタンダード編 (模範演奏CD、カラオケCD、ピアノ伴奏譜付き)
 









リンク集リンクについてサイトマップE−mail運営者情報
クラシック音楽情報ザ・オーケストラ合唱・コーラスあれこれ吹奏楽・ブラスあれこれピアノ発表会ヒントあれこれリサイタルの開き方
 Copyright © 2009 吹奏楽・オーケストラの楽器 All Rights Reserved. テンプレート by ネットマニア