この曲の第3楽章が有名な「トルコ行進曲」です。トルコ行進曲はベートーヴェンの「エリーゼのために」などと並ぶ有名な曲で、どなたも一度は聴いたことがあると思います。
この第3楽章だけが単独で演奏されることも多く、また他のジャンルにも編曲されて用いられています。
この作品が作曲されたと考えられる1783年頃のウィーンは、トルコ軍によるウィーン包囲に対してハプスブルクが勝利を収めてから100周年の年に当たり、トルコ行進曲はこうした世相を反映して作られたものと考えられます。
ピアノ・ソナタ 第11番 「トルコ行進曲付」より第1楽章
ピアノ・ソナタ 第11番 「トルコ行進曲付」より第3楽章
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