たいていのオーボエ奏者は楽器を吹いて練習する時間よりも、リードを削る時間の方が長く、0.1oの世界に勝負をかけて削るのである。そのため本人の資質とは無関係に必然的に繊細で神経質になりやすい。 またオーボエは少ない息で音を出すため、長いパッセージを演奏することは非常に苦しい。オーボエ奏者に神経質、自己中心的な人が多いのはうなずける。反面、基本的に目立ちたがり屋なので,先頭に立って歩きたがる傾向にある。