【オーボエの名曲】
モーツァルト:オーボエ協奏曲ハ長調 K.314
この曲は古今東西のオーボエ協奏曲の中でも最も人気のある作品で、オーボエ奏者のプロオーケストラの入団試験の際に必ずと言っていいほど演奏させられる曲です。同じくモーツァルトによる「フルート協奏曲第2番」がありますが、これはオーボエ協奏曲をフルート用に編曲したものです。オーボエの音色の魅力を存分に引き出している名曲です。
マルチェロ:オーボエ協奏曲
マルチェッロが1700年代初頭に作曲した弦楽合奏とオーボエの協奏曲です。マルチェッロの最も有名な作品であり、オーボエ協奏曲として最も有名な一つです。3楽章からなり、その第2楽章の哀愁を感じさせるオーボエのメロディは、イタリア映画「ヴェニスの愛」のテーマ曲に取り上げられ大ヒットしました。
モーツァルト:オーボエ四重奏曲ヘ長調
マンハイム宮廷楽団の当時随一のオーボエ奏者フリードリヒ・ラムのためにモーツァルトが書き上げた、独奏オーボエと弦楽のための四重奏曲です。室内楽でありながら協奏曲的な華やかさをもった明るく親しみやすい名曲で、古今のオーボエと弦楽のための室内楽曲の代表的な曲の一つです。
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」"第2楽章"
どなたもよくご存知の超有名曲です。「新世界より」という題名は知らなくても、「遠き山に日は落ちて・・・」という歌詞の「家路」という愛唱歌はどなたもご存知でしょう。この旋律を吹いているのがイングリッシュホルンというオーボエの仲間の楽器です。
サン=サーンス:オーボエ・ソナタ 作品166
オーボエ・ソナタ作品166は、サン=サーンスが亡くなる1921年、86歳の時の作品です。同じ時期にクラリネット・ソナタとファゴット・ソナタも作曲しています。可憐で軽快なオーボエ・ソナタ。ユーモラスな中にもロマンティックなバスーン・ソナタ。華やかで流麗なクラリネット・ソナタ。いずれも演奏時間十数分の短いソナタで簡潔で無駄のない名曲です。
アルビノーニ:オーボエ協奏曲 作品9-2
R.シュトラウス:オーボエ協奏曲 二長調
プーランク:オーボエ・ソナタ
シューマン:3つのロマンス
グリーグ:組曲「ペール・ギュント」より”朝”
チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」より”情景”
エンニオ・モリコーネ:ガブリエルのオーボエ
シベリウス:トゥオネラの白鳥
【オーボエで吹いてみたいポピュラー名曲】
誰も寝てはならぬ (プッチーニ)
主よ、人の望みの喜びよ(J.S.バッハ)
ヴォカリーズ(ラフマニノフ)
風笛〜あすかのテーマ〜
ニュー・シネマ・パラダイス 〜愛のテーマ〜
星に願いを(映画「ピノキオ」より)
いつか王子様が(映画「白雪姫」より)
風の丘(映画「魔女の宅急便」より)
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
アメイジング・グレイス
リベルタンゴ (ピアソラ)
金髪のジェニー(フォスター)
エストレリータ
ロミオとジュリエット
涙そうそう
さとうきび畑
川の流れのように
なごり雪(イルカ)
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