オルフ:カルミナ・ブラーナ カール・オルフは20世紀を代表する作曲家です。たくさんのカンタータや歌劇の作品がありますが、この1曲で有名になりました。混声合唱、少年合唱、ソプラノ・テノール・バリトンのソリスト、大規模なオーケストラという大きな編成の作品です。特に冒頭部のティンパニの強力な爆発音と、雄壮な混声合唱の強烈なインパクトがあります。Amazonで視聴 CDはこちら ハイドン:交響曲第103番「太鼓連打」 ハイドンの交響曲第103番は、第1楽章がティンパニの連打のソロによって始まります。太鼓の連打があるのは第1楽章の冒頭とコーダの始めの所の2ヶ所のみですが、当時の聴衆にとっては目新しかったため、「太鼓連打」という愛称がついています。Amazonで視聴 CDはこちら
カバレフスキー:組曲「道化師」より道化師のギャロップ 日本の運動会で、「天国と地獄」と並んでよくかかる定番の曲です。「ギャロップ」とは馬術で馬の最も速い走り方から由来し、19世紀中ごろに流行した4分の2拍子の急速な舞曲です。原曲は管弦楽曲ですが、マリンバの演奏でどなたも一度は聴いたことがあることでしょう。Amazonで視聴 CDはこちら ハチャトゥリアン:剣の舞 「剣の舞」はバレエ音楽「ガイーヌ」の第一組曲の最初の曲です。この曲はクルド人が剣を持って踊る戦いの踊りを表しています。きわめて活気に満ちたリズムが印象的で、しばしば演奏会などで演奏されるクラシックの定番曲となっています。冒頭から激しい伴奏ではじまり、木琴の圧倒的な連符で旋律が入ってきます。中間で3/4拍子に変わり、アルトサックスと弦で哀愁な旋律を奏でていきます。Amazonで視聴 CDはこちら