「展覧会の絵」はムソルグスキーが友人の遺作展を歩きながら、そこで見た10枚の絵の印象を音楽に仕立てたものです。ムソルグスキーの作品の中でももっとも知られた作品の一つです。 「プロムナード」は、絵と絵の間を歩く様子を書いています。5拍子と6拍子が交替する独特のリズムで、出だしはトランペットのソロの見せ場となっており、その後、いろいろな楽器が入れ替わり立ち代わり出てきます。