華麗なる円舞曲作品34は3曲からなるワルツ集です。ショパン初期の作品で、華麗で演奏が映える曲です。第1、2曲は1831年に、第3曲は1838年に作曲されました。
通称「華麗なる円舞曲」といわれているのはこの変イ長調作品34-1です。全曲を通して大変に華やかな曲で、規模内容ともに充実した有名なワルツです。
作品34-2イ短調は、ショパンがワルツの中でも特に気に入っていた作品といわれています。テンポの遅さや雰囲気から、「華麗なる」というより、甘く切ない情緒を感じる作品です。
作品34-3ヘ長調は、通称「猫のワルツ」とも呼ばれています。スタニスラフ・ブーニンの来日時に高速で演奏されて有名になりました。
ワルツ第2番 変イ長調 作品34-1「華麗なる円舞曲」
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