チャイコフスキーは1867年(27才)から1872年(33才)にかけて、多くのピアノの小品を次々に作曲しています。どの作品も叙情性があふれ出すような曲ばかりですが、その中の一曲がこの「ロマンス ヘ短調 作品5」です。
1868年に作曲され、チャイコフスキーが想いをよせていたメゾ・ソプラノ歌手デジレー・アルトーに献呈されています。
アンダンテ・カンタービレで歌われる悩ましげな旋律は、彼女を求めてやまないチャイコフスキーの熱い想いが感じられます。演奏時間は約5分。
チャイコフスキー:ロマンス ヘ短調 作品5
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