全6曲からなる「パガニーニによる大練習曲」は、パガニーニの「24の奇想曲」と「ヴァイオリン協奏曲第2番」に基づいてフランツ・リストが編曲した作品です。
「24の奇想曲」の24番を原曲とする第6曲“主題と変奏”は、同じようにパガニーニのヴァイオリン協奏曲第2番を原曲とした第3曲の「ラ・カンパネッラ」に次いでよく知られています。
パガニーニの編曲は、原曲の進行には忠実に従い、その上に新しい語法や技巧が加えられ、類い稀な難易度の高さを誇る作品になっています。
また、リスト以外にもブラームスやラフマニノフなど多数の作曲家が「奇想曲第24番」の主題を基にした変奏曲を書いています。
リスト:「パガニーニによる大練習曲」より第6曲“主題と変奏”
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