「3つの演奏会用練習曲」は、フランツ・リストが作曲した3曲のピアノ曲集です。中でも第3曲の「ため息」は特に演奏機会も多く、リストの作品のなかでもよく知られている作品です。
「ため息」の名称はリスト自身が付けたものではなく、フランスで「3つの詩的なカプリース」として出版された際に付けられたものです。第1曲悲しみ(Il lamento) 第2曲軽やかさ(La leggierezza) 第3曲ため息(Un Sospiro)となっています。
曲は流れるようなアルペジオに乗ってため息のような甘美な旋律が歌われます。練習曲とは思えないほど甘美な詩情にあふれた曲集で演奏会等でも好んで演奏されます。
リスト：ため息
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