ベートーヴェンの3大ピアノ・ソナタ(第8番「悲愴」、第14番「月光」、第23番「熱情」)と並ぶ人気がある作品です。特に第3楽章が有名で単独で演奏されることも多いようです。
「テンペスト」はベートーヴェン32歳ですが、この頃ベートーヴェンは年々悪化する難聴への絶望感から自殺を考え「ハイリゲンシュタットの遺書」を記しています。
「テンペスト」という名称は、弟子のアントン・シンドラーがこの曲とピアノ・ソナタ第23番の解釈について尋ねたとき、ベートーヴェンが「シェイクスピアのテンペストを読め」と言ったとされることに由来しているようです。
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」
AmazonでCDを見る
😀 オススメCD
ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ全集
ウィルヘルム・バックハウス(ピアノ)