ゴリウォグのケークウォークはドビュッシーの6つの小品からなるピアノのための組曲「子供の領分」の中の第1曲目の曲です。
ゴリウォグとは、イギリスの絵本作家アプトンの作品に出てくる黒人の人形で、あの“テディベア”のお友達のことです。ドビュッシーがこの曲を作曲した頃に、絵本の登場人物として活躍していました。
曲の出だしの特長的なシンコペーションがケークウォークのリズムです。ケークウォークは、クラシック・ラグの一種で、黒人社会で誕生した2拍子系のダンススタイルです。人形劇でも見るようなユニークで茶目っ気たっぷりの作品です。
ドビュッシー:ゴリウォグのケークウォーク
AmazonでCDを見る
😀 オススメCD
ドビュッシー:ピアノ作品全集
ジャック・ルヴィエ(ピアノ)
JAZZで聴く サティ/ドビュッシー
トーマス・ハーデン・トリオ