バッハのカプリッチョ 変ロ長調はバッハが19歳の時の作品です。バッハの兄であるヨハン・ヤーコプがスウェーデンへ宮廷楽長として旅立つ際に作られた曲です。
バッハの作品としては珍らしく表題がつけられています。この表題を想いながら聴くと、兄との別れの風景が想い浮かぶようです。
1.アリオーゾ(旅を思い止どまらせようとする友人たちの甘い言葉)
2.アンダンテ(異郷の地で起こり得るさまざまな出来事へのいましめ)
3.アダージッシモ(友人たち皆の嘆き)
4.友人たちは事態がどうにもならないと知り、別れを告げにやって来る
5.郵便馬車の御者のアリア
6.御者のラッパを真似たフーガ
最愛の兄の旅立ちにあたって
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