「グノシエンヌ」は、エリック・サティが24歳の時に作曲したピアノ曲「3つのグノシエンヌ」の中の第1番で、サティの中でもよく知られている作品です。
「グノシエンヌ」とはサティの作った造語ですが、語源は古代クレタ島にあったとされるグノーソス(古都)、または神秘教会グノーシス派とも言われています。
第1番は1890年作曲で、楽譜には拍子記号も小節線もなく、音楽と時間に対するサティの自由な思考がうかがえます。繊細な感性に満ちた、しなやかなメロディの中に東洋的な響きが感じられる曲です。
サティ:グノシエンヌ第1番
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