シャブリエは、狂詩曲「スペイン」の作曲者としてよく知られるフランスの作曲家。「牧歌」は「絵画的小曲集」の第6曲。第10曲の「スケルツォ・ヴァルス」とともによく知られている曲です。
「絵画的小曲集」はシャブリエが39歳から40歳のころに作曲した10曲からなるピアノ曲集。シャブリエの作品中、最も有名で、親しまれているピアノ曲集で、ひとつひとつの曲にシャブリエの個性がちりばめられています。
「牧歌」は飾らない素朴な旋律が、絶妙に変化していく軽快な左手にのせて生き生きとうたわれています。3分程度の小品ですが、シャブリエの魅力があふれんばかりに表現されています。
シャブリエ:牧歌
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