会場との打ち合わせ
会場の申し込みの際に伝えられている、打ち合わせの時期(通常一ヶ月前)になったら、打ち合わせ日を決めて、打ち合わせに行きます。打ち合わせでは当日会場を使用するための、すべての事柄について確認がされます。
マネージメント会社のようにいつも多くの公演をかかえている場合には「公演手配書」※で済ませてしまうことも多いのですが、通常はホールに出向いて打ち合わせをします。
打ち合わせの準備物としては「当日の進行表」「舞台仕込み図」「プログラム」を準備していきます。ホールとの打ち合わせの内容については次のような内容になります。
<打ち合わせ内容>
・当日の運営体制
・催し物内容
・タイムスケジュール
・催事名
・使用時間
・使用楽屋
・付帯備品(ピアノ、指揮台、指揮者用譜面台等々)
・舞台備品(ひな壇)
・照明(通常はコンサート用セットになっている)
・音響(カゲマイク等)
・録音
・録画
・反響板の有無
・ピアノ調律(上がり時間、ピッチ、立会いの有無、椅子の種類)
・受付周り(ホール専属のレセプショニスト)
・当日券(当日券の有無、発売時間、料金)
・駐車場の使用
・補助席
・見積書
・(あれば)
・クロークの使用
・看板
・物品販売
・消防署への届け
公演手配書
公演手配書とは公演をする会場との打ち合わせをする際の内容(当日の運営体制、催し物内容、タイムスケジュール、使用時間、付帯設備、音響、照明、その他)を記載した手配書です。
これは必ずつくらなければならないというものではなく、マネージメント会社のように毎回多くの公演をかかえている場合にはこういった手配書を作成して、打ち合わせを電話で済ませたりするために使用します。
公演手配書を作成しなくても、会場に打ち合わせにいくと使用状況全般について細かく確認されますのでそれで済みます。
公演手配書見本
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