ラヴェルが1899年に作曲したピアノ曲。翌年1910年にラヴェル自身が管弦楽曲に編曲している。ラヴェルの初期を代表する傑作であり代表曲の1つ。
ピアノ曲はパリ音楽院在学中に作曲されました。オーケストラ版は「管弦楽の魔術師」の異名に恥じない華麗な編曲になっており、小規模な編成なこととその美しいメロディに加えて難度もあまり高くないため、演奏会のプログラムやアンコールピースとして取り上げられる機会も多い。
ラヴェルによるとこの「亡き王女のためのパヴァーヌ」の題名は「亡くなった王女の葬送の哀歌」ではなく、「昔、スペインの宮廷で小さな王女が踊ったようなパヴァーヌ」だとしている パヴァーヌとは、16~17世紀にかけてヨーロッパの宮廷で普及していた舞踏のことです。
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ(ピアノ版)
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