シベリウス:「樹の組曲」より第5曲「樅の木」

ジャン・シベリウスは1865年生まれのフィンランドの作曲家です。原題は「ピアノのための5つの小品」ですが、日本に北欧のピアノ曲を数多く紹介して来たピアニストの舘野泉さんが「樹の組曲」と名付けて取り上げてきたので有名になった曲です。

舘野泉さんは「樹の組曲」としてフィンランドの大自然の中に立つ木々の美しい姿を表現したのでしょう。取り上げられる樹は、ナナカマド、松、ポプラ、白樺、縦(もみ)の木の5種類ですが、それらはどれもがフィンランドの厳しくも長い冬の孤独に耐える樹々です。中でも第5曲の「樅の木」はもっとも印象的な作品です。

シベリウス:「樹の組曲」より第5曲「樅の木」

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