ラヴェル:水の戯れ

「水の戯れ」は、フランスの作曲家モーリス・ラヴェルが、パリ音楽院在学中の1901年に作曲したピアノ曲で、流れる水の動きを表現したラヴェルの代表作です。当時の作曲の師であるガブリエル・フォーレに献呈されました。

「水の戯れ」は20世紀に入り、ロマン派音楽から印象主義音楽に変わる幕開けとなった代表的な作品の一つと言われています。これによりラヴェルはピアノにおける印象主義的な語法を確立し、その後、ドビュッシーらと共に音楽界の最先端をひた走ることになります。

曲は水が流れている情景が浮かんでくるような、水の動きと水の色彩を見事に表現しています。漫画「のだめカンタービレ」で主人公ののだめがお城でのリサイタルの際に演奏した曲としても有名になりました。

ラヴェル:水の戯れ

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