「超絶技巧練習曲」は、ハンガリーのピアニスト、作曲家のフランツ・リストの作曲した、ピアノのための12の練習曲です。原曲は、24の大練習曲(1838年頃)ですが、1840年に改作して「マゼッパ」という題名が付けられています。
「マゼッパ」とはフランスの文豪ヴィクトル・ユーゴーの叙事詩「マゼッパ」に現われる英雄のことです。この詩を読んだリストが感銘を受け、ピアノ曲を書き、後に交響詩としても書き直しています。
この第4番「マゼッパ」は「超絶技巧練習曲」の中でも特に有名です。演奏には高度な技術が必要な難曲ですが、ピアノの演奏会用練習曲では代表的な作品で演奏される機会も多い曲です。
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アリス=紗良・オット(ピアノ)