「マ・メール・ロワ」は、モーリス・ラヴェルがシャルル・ペローの「マ・メール・ロワ」(フランス語でマザーグース)を題材にして作曲した、ピアノ四手連弾の5つの小品の組曲です。
オリジナルの連弾曲は、子供好きのラヴェルが、友人であるゴデブスキ夫妻の2人の子、ミミとジャンのために作曲したものです。後に、ラヴェルによって管弦楽用とバレエ音楽に改作されています。
この作品は童話の世界を音楽に表現したもので、子供のために作られましたが芸術性の高い作品になっています。また、管弦楽版はチェレスタやハープ、コーラングレやコントラファゴットなどが入った大編成なオーケストレーションが施されています。
第1曲 眠れる森の美女のパヴァーヌ
第2曲 親指小僧
第3曲 パゴダの女王レドロネット
第4曲 美女と野獣の対話
第5曲 妖精の園
ラヴェル:マ・メール・ロア(ピアノ連弾)
ラヴェル:マ・メール・ロア(管弦楽版)
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