「ピアノ曲小品」カテゴリーアーカイブ
グリンカ=バラキレフ:ひばり
「ロシア国民楽派の父」と言われたグリンカが作曲した歌曲集「サンクト・ペテルブルクとの別れ」の第10曲の「ひばり」を、「ロシア5人組」の一人、バラキレフがピアノ独奏曲にアレンジした作品。 哀愁のあるシンプルなメロディーが華 … 続きを読む
グラナドス:スペイン舞曲第5番「アンダルーサ」
グラナドスは1867年生まれの スペインの作曲家。スペイン民俗音楽に根ざした作品が多く、詩的でかつロマンティックなピアノ曲がよく知られています。 「アンダルーサ」はピアノ曲「12のスペイン舞曲」の第5番にあたり、曲集の中 … 続きを読む
カスキ:激流
ヘイノ・カスキは1885年生まれのフィンランドの作曲家、ピアニスト。可愛らしく静かで優しい感じのピアノの小品を数多く作曲しました。日本ではピアニストの舘野泉さんが楽譜を発掘して演奏し、知られるようになりました。 「激流」 … 続きを読む
カスキ:夜の海辺にて
ヘイノ・カスキは1885年生まれのフィンランドの作曲家、ピアニスト。可愛らしく静かで優しい感じのピアノの小品を数多く作曲しました。日本ではピアニストの舘野泉さんが楽譜を発掘して演奏し、知られるようになりました。 「夜の海 … 続きを読む
アルベニス:アストゥリアス
「アストゥリアス」はクラシックギターのレパートリーとしておなじみの曲ですが、元々はアルベニスのピアノ曲です。原題は「スペインの歌」の第1曲「前奏曲」ですが、出版の際、「アストゥリアス」のタイトルで出版されたので「アストゥ … 続きを読む
ラフマニノフ:イタリアン・ポルカ
セルゲイ・ラフマニノフは1873年生まれのロシアの作曲家。「イタリアン・ポルカ」は4手のピアノ連弾用に書かれた軽快なポルカです。 ラフマニノフが1906年から1909年の旅行中に、滞在したイタリアでの辻音楽師による演奏が … 続きを読む
J.S.バッハ:カプリッチョ 変ロ長調 「最愛の兄の旅立ちにあたって」BWV992
バッハのカプリッチョ 変ロ長調はバッハが19歳の時の作品です。バッハの兄であるヨハン・ヤーコプがスウェーデンへ宮廷楽長として旅立つ際に作られた曲です。 バッハの作品としては珍らしく表題がつけられています。この表題を想いな … 続きを読む
J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
バッハの数あるクラヴィーア曲の中でも最高峰の一つです。チェンバロの名手、バッハ自身がレッスンの必修教材として用い、後にベートーヴェンも楽曲研究したことでも知られる名曲です。 この作品は前半の「幻想曲」と後半の「フーガ」に … 続きを読む
ドビュッシー:夢
「夢」は、フランスの作曲家クロード・ドビュッシーが1890年頃に作曲したピアノ独奏曲。「夢想」、または「夢想曲」ともいわれます。 「夢」というタイトル通り、夢幻的なハーモニーと甘美なメロディにつつまれた、とても印象的な小 … 続きを読む
ベートーヴェン:「失われた小銭への怒り」 作品129
「失われた小銭への怒り」は俗称で、ベートーヴェンがつけた副題ではありません。自筆譜に書かれた正式な名称は、「奇想曲的なハンガリー風のロンド」です。 ベートーヴェンはこの作品を未完成のまま放置して (主に左手の部分が空白に … 続きを読む