「ピアノ曲小品」カテゴリーアーカイブ
ダカン:かっこう
ダカンは1694年生まれのフランスの作曲家。オルガンやクラヴサンの演奏家としても有名です。中でも有名なのがこの「かっこう」と「スイスのノエル」です。 「かっこう」はクラヴサン(チェンバロのフランス語)のための曲です。かっ … 続きを読む
スヴィリードフ:「吹雪」より“ワルツ”
作曲者のゲオルギー・スヴィリードフは1915年生まれのロシアの作曲家。20世紀後半のロシアを代表する作曲家の一人です。ロシアの民族的主題に基づく声楽曲を得意とし、現在でも国民的作曲家として人気があります。 スヴィリードフ … 続きを読む
シンディング:春のささやき
作曲者のクリスティアン・シンディングは1856年生まれのノルウェーの作曲家。グリーグ以降で最も重要なノルウェー・ロマン派の作曲家といわれていますが、「春のささやき」以外の作品は殆ど演奏されることがありません。 「春のささ … 続きを読む
シューマン:花の曲 作品19
花の曲作品19は「アラベスク」や「フモレスケ」と同時期の1839年に作曲されました。この曲はウィーンのビーダーマイヤーの画家たちが好んで描いた花たちを題材とした叙情的な作品になっています。 シューマン自身がローマ数字で番 … 続きを読む
シューマン:アラベスク ハ長調 作品18
アラベスク ハ長調 作品18は1837年に作曲されたピアノ曲。アラベスクとは「アラビア風」という意味で、アラビアの建築や工芸などにみられる唐草模様の装飾のことを指します。 アラベスクと題するピアノ曲は、ドビュッシーなどそ … 続きを読む
シューマン:トッカータ ハ長調 作品7
シューマンのトッカータハ長調 作品7は1833年に作曲されたピアノ独奏曲です。トッカータには、「触れる」という意味があり、ピアニストにとっては指ならしを兼ねた即興曲という意味合いがあったようです。 シューマンはこの作品に … 続きを読む
シューマン=リスト:献呈
「献呈」はシューマンの歌曲集「ミルテの花」op.25の全26曲の中の第1曲「献呈」をリストがピアノ独奏用に編曲したものです。 この歌曲集「ミルテの花」はシューマンが結婚式の前夜に妻となるクララに捧げたものです。リュッケル … 続きを読む
サティ:ジュ・トゥ・ヴ
「ジュ・トゥ・ヴ」(お前が欲しい)は、フランスの作曲家エリック・サティが1900年に作曲したシャンソン。 オリジナルは“スロー・ワルツの女王”と呼ばれた人気シャンソン歌手、ポーレット・ダルディの為に書かれた歌曲ですが、現 … 続きを読む
サティ:グノシエンヌ第1番
「グノシエンヌ」は、エリック・サティが24歳の時に作曲したピアノ曲「3つのグノシエンヌ」の中の第1番で、サティの中でもよく知られている作品です。 「グノシエンヌ」とはサティの作った造語ですが、語源は古代クレタ島にあったと … 続きを読む