ショパン:ノクターン第13番 ハ短調 作品48-1

ノクターン第13番は、1841年、ショパン31歳の時に作曲されました。ショパンの円熟期の作品で、ジョルジュ・サンドとのノアンでの生活のなかで作曲され、心身が充実していた時期の作品です。

「ノクターン」は邦語で「夜想曲」と訳されています。ショパンは全部で21曲のノクターンを残しています。左手のアルペジオの伴奏にのって、右手が甘美で感傷的な旋律を歌うノクターンは、聴く人を恍惚状態に陥れ、有無も言わさずその世界に引きずり込んでしまう魔力を放っているようです。

このノクターンもショパンのピアノの詩人としての特異な才能が最もよく現れたものと言えましょう。劇的な華やかさと男性的なたくましさが感じられる作品で、演奏会にも取り上げられる回数が多い曲です。

ノクターン第13番 ハ短調 作品48-1

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