ショパン:マズルカ第36番 イ短調 作品59-1

マズルカ作品59-1は1845年に作曲された3つのマズルカ作品集の1曲です。ショパンのマズルカの最高傑作の一つです。嘆きかけるような哀愁に満ちた旋律は一度聞いたら忘れられません。演奏時間約3分30秒。

マズルカとは、ポロネーズと並ぶショパンの祖国ポーランドの民族舞曲です。ポロネーズが貴族階級の間で広まったのに対して、マズルカは広く一般庶民に親しまれてきました。マズルカはワルツと同じ3拍子ですが、2拍目、または 3拍目に強いアクセントがあり、しばしば2拍子系のリズムに変化することがあります。その素朴にして不思議なリズムもマズルカの大きな特徴です。

ショパンは生涯で50数曲のマズルカを作曲しています。ほとんどの作品は演奏時間が5分以内の小規模なものですが、数多くの魅力的な曲があります。

マズルカ第36番 イ短調 作品59-1

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