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「第九」カラオケ&合唱パート別レッスン
 

 








 


合唱・コーラスあれこれ 第九を歌おう

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「第九」合唱団(練習の基本は)
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「第九」合唱団(練習の基本は) 


個人の練習
 自分のパートの音は完全に正しく覚えましょう。音の上り下がり、音符の長さ、休符の間の取り方、リズム、テンポすべてが音楽の基本です。

アンサンブルの練習
 自分のパートを完全にマスターしたら、次はコーラスのハーモニー、アンサンブルを覚えましょう。自分が歌っている時、歌わない時の他の3パートの音の動きを良く聞き、ハーモニーが美しく出来ているか、全体のバランスはどうか等に気をつけることが合唱の基本です。

暗譜の練習
 一通り音取りが出来、歌詞を覚えたと自分で判断したら、次は暗譜の練習です。楽譜を意識して離し、指揮を良く見ながらこれに合わせて、次の音と歌詞は口をついて出てくるようになるまで練習します。暗譜は音楽創りの基本です。

曲想創りの練習
 強弱記号(P、f)などの記号が沢山出てきます。これらは曲想をつくる上で大事な記号です。指揮者の曲創りの考えを理解し、一つの音楽を皆で創りあげるのがコーラスの醍醐味です。

何回も何回も繰り返し練習することが、上達の王道です。上達には練習しかありません。


????????楽譜に命を注ぎ込もう! 〜書き込みの薦め〜

「楽譜」に書き込みをして、自分だけのオリジナル楽譜を作ることは、上達への早道です。『楽譜書き込みの極意』を伝授しましょう!

指導者の指示はどんどん書き込もう
 練習中に指導者はどんどん音楽的な指示を与えます。それをとにかく楽譜に書き込むのです。ここで重要なのは自分の言葉で構わないということです。オリジナルの記号を作ってもいいのです。例えば、「ここでピッチが下がる!」という指示があったら、「↑」という記号を書いておくとか。自分で工夫してみるといいでしょう。第九の経験が増すにつれて、昔の書き込みを見直すのも、感慨深いものです。「ああ、あの時はこんなことを考えて歌っていたのだなあ。」などといろいろ思い出すことができ、楽しいものです。

蛍光ペンや色鉛筆を活用しよう。
 合唱の場合、普段全パートの楽譜が全て書き込まれている「総譜(スコア)」を使います。
(オーケストラの奏者が、自分のパートだけが書かれている、「パート譜」を使って演奏しているのはご存知ですよね。)「第九」の場合オーケストラパートも含めて、基本的に6段の総譜で書いてあります。そうすると自分のパートの出る箇所がわかりにくいものです。そこで、蛍光ペンなどを使って、自分の出るフレーズの頭に色を着けておくのです。そうすると楽譜にかじりつかなくても、自分の出るタイミングがわかるようになるものです。「ドッペル・フーガ」の箇所などは、二つのフーガを色分けしてみるのも、音楽の構造を理解するうえでも有効ですよ。

言葉の意味を書き込もう。
 カワイ版の楽譜には、各パートの下には、ドイツ語の言葉が書かれています。もちろん皆さんは、その言葉が読めるようになっているのですが、一つ一つの言葉の意味まで含めて理解できているでしょうか?そこで訳を、自分のパートの下に書き込んでみるのです。そうすると不思議なもので、今まで歌っていたドイツ語の歌詞に、より説得力が出てくるのです。すると、自ずから歌に自信が出てくるのですね。


????????演奏に説得力を持たせよう! 〜暗譜の薦め〜

一度思い切って譜面を閉じて歌ってみよう。

楽譜を見ないで歌うことは、初めての方にとっては、少し怖いことなのかもしれません。でも、本番では暗譜で歌わねばならないのです。一度思い切って楽譜を閉じて歌ってみましょう!
思い出してみてください。初めて自転車に乗れたときのことを。補助輪を外して乗るのが本当に怖かったものです。でも、補助輪を外しても、始めは怖いけれど、意外に楽に自転車に乗れるようになったものです。
同じように、暗譜で歌ってみましょう。意外にも歌える箇所はたくさんあるものです。だって、これまでに何度も繰り返し練習して、もう身体で憶えてしまっているんですから。そうやって暗譜でやってみる中で、自分の弱い箇所を見つけていけばいいのです。

オーケストラの音楽も憶えてしまおう。

暗譜が怖い理由の一つに、自分がいつ入ったらいいのかわからなくて、ドキドキしてしまうから、ということが挙げられます。確かに、「あと4小節、3小節」と数えて待つのは恐怖感がつきまとうものです。
そういう方は、オーケストラの音楽ごと暗譜してしまいましょう。つまり、「自分が入るのを待っている。」という感覚でなく、「オーケストラと共に演奏している。」という感覚に切り替えるのです。特に自分の入ってくる前8小節は完全に一緒に音楽しましょう。そうすることで、「入りの暗譜」も自然にできてしまうというわけです。
                                 (by 合唱指揮者・仁階堂孝)



混声合唱 ベートーヴェン 交響曲第9番第4楽章









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