小さくても聞こえる声

 一般に小さい声は聞きづらいものですが、きちんと発音すれば声は小さくてもちゃんと伝わるものです。

 小さくて聞き取りづらい声になるのは、声といっしょに呼吸を出しすぎているからです。つまり、小さくてもしっかりした声を出すためには、呼吸をだしすぎないようにするのがポイントです。

 大きな声と小さな声の違いは、口の中の空間の大きさによります。大きな声は喉の奥の空間を広げ、逆に喉の中の空間を小さくすると声は小さくなります。空間の大きさは、舌の根元の位置を上下に動かすことで調整できます。

 ちなみに、口の前にティッシュペーパーをたらしてみると空気の量がよくわかります。「あー」と声を出しているときに、声といっしょに必要以上の空気が出ている(息が抜けている)と、ティッシュペーパーがふわっとめくれます。





 歌を上手く歌う方法 
 リズム感をよくする  ビブラートのかけ方
 低音を出す  裏声を出す
 腹式呼吸をマスターする  感情を込める歌い方
 音痴をなおす  ミックスボイスを出すコツ
 自分の地声を鍛える  こぶしを効かせる
 声を出しやすい姿勢  鼻濁音できれいな発音を
 体の力みをとる  七色の声を使い分ける
 小さくても聞こえる声で  息継ぎのコツ
 人前で歌うときは  息継ぎで歌の表情を出す
 歌を上手く聴かせるコツ  アクセントのつけ方
 歌うときの心構え  緊張をほぐすには
 マイクの上手な使い方