アクセントのつけ方
 
 声を出すとき、アクセント(どこを強く発音するか)はとても大切です。同じ大きさの声でも、アクセントしだいで聞く人の印象はまったく違ってきます。

 明るく大きな声に聞こえるためには、最初の1語目から大声で発音しないこと、2語目により大きな声を出すように意識するのがコツです。


 たとえば「おはようございます」というとき「お」ではなく2語目の「は」を大きく発音してみましょう。「お」を一番大きく発音すると、次第に声が小さくなっていく印象を与えてしまいます。また最初から大声を出そうと意識しすぎることで、息が上ずってしまうかもしれません。

 「お」よりも「は」を大きく発音すれば、全体的に声が大きく聞こえるうえ、言葉の響きよりも明るくなり、非常に聞き取りやすい発音になるはずです。「こんにちは」というときも同様。「こ」より「ん」を意識することによって、より元気のいい印象になります。歌を歌うときはもちろん、人前で話すときなどに、このテクニックをぜひ試してください。


                       歌を歌う女性

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