感情を込める歌い方

 たとえ歌が上手でなくても、感情のこもった歌は人の心を動かすものです。どんなに歌詞が良くても淡々と歌っていては気持ちは伝わりません。

 では、「歌に感情を込める」とはどういうことでしょうか。もちろん、本心から歌の心を感じ取るに越したことはありませんが、それはなかなか難しいものです。そこで、感情がこもったように聞こえるテクニックを身につけましょう。


 まず大切なのは、歌に表情を感じさせることです。歌に表情を感じさせるには、声の高低と、そして息づかいが求められます。歌の場合に、話すとき以上に声の強弱が必要です。

 強調する歌詞やサビのところではより大きく、そしてサビ以外では、小さく歌うと良いでしょう。多少大げさかなと思っても、歌の場合はそれくらいがちょうど良いのです。母音をいかに小さくから大きく、大きくから小さくと調整するかがコツですので「あ、え、い、お、う」の発音は大事にしましょう。


 また、余韻を感じさせない箇所や悲しさや切なさを歌う箇所では、息を多めに抜いてささやくように歌うと、より感情を感じさせることができます。ちなみに、カラオケでは画面の字を追わないようにしたほうが、感情を込めやすいはずです。

                            歌をうたう女性


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 腹式呼吸をマスターする  感情を込める歌い方
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 声を出しやすい姿勢  鼻濁音できれいな発音を
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 歌を上手く聴かせるコツ  アクセントのつけ方
 歌うときの心構え  緊張をほぐすには
 マイクの上手な使い方