名曲から聴いていく（買う）

好きなジャンルの名曲を次々に聴いていく。「運命」を聴いてよかったら、「田園」を聴いてみる。「第九」も聴いてみる。そして他の作曲家の交響曲を聴いてみる・・・。また交響曲に限らず、ピアノも聴いてみる・・・。声楽曲の聴いてみる・・・というように好きなジャンルから有名な名曲を順々に聴いていく。ジャンルや作曲家を問わず名曲といわれるものを片っ端から聴いていく・・・。ほとんどのクラシックファンは最初はこうしてクラシック曲の魅力にとりつかれていきます。

作曲家別に聴いていく（買う）
「運命」から「田園」「第九」と聴いたら次はベートーヴェンの交響曲を全部聴いてみようとなり、それが終わったら、ベートーヴェンが書いたピアノ協奏曲を聴いてみよう、さらにヴァイオリン曲を聴いてみようというように、ベートーヴェンの主要な曲を一通り聴くというのもあります。名曲から聴いていく次のステップですが、その中から好きな作曲家が見かることでしょう。

演奏家別に聴いていく（買う）
少しマニアックなのが、同じ演奏家でいろいろな曲を聴いてみるというのもあります。例えば、ピアノ巨匠といわれるホロヴィッツの演奏をひととおり聴いてみる。若い時代と晩年の録音を聞き比べる・・・。大演奏家はレパートリーも広いので、その人のCDを聴いていけば、自然に様々な作曲家の作品を聴くことにもなります。

同じ曲を違う演奏家で聴き比べる（買う）
違った演奏家で同じ曲を聴き比べてみる。例えば、ベートーヴェンの「運命」を違うオーケストラと指揮者で聴いてみます。そうすると「同じ楽譜で演奏していても、こうも違うものか」と思うくらい違うことがあります。曲によっては数十種類から百種類以上のCDがりますが、この中から好きな演奏家や指揮者を選んで聴き比べる。また新しく発売されたCDから聴いてみる、実は趣味としてクラシックを聴く一番の楽しみや醍醐味はここにあります。名曲から聴きはじめて、いろいろな曲を聴き、そして同じ曲を聴き比べるようになれば、もう貴方は立派なクラシックオタクです。