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モーツァルト |
Wolfgang Amadeus Mozart(1756-
1791) |
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1756年 1月27日、ザルツブルクに生まれる。父親は宮廷ヴァイオリニストの父レオポルト・モーツァルトと母アンナ・マリアの七番目の末っ子として生まれた。父・レオポルトは幼少から音楽教育を与え、すでに7歳にはヨーロッパ各地での演奏旅行で絶賛を浴び神童として注目されています。
1769年(13歳)から1771年(15歳)にかけてイタリア旅行に出る。モーツァルトはほとんどの音楽教育をこの旅行中に受けている。1777年(21歳)には、パリへ向かうが、神童から大人になったモーツァルトはパリでは成功を収められなかった。そしてこの時、母アンナ・マリアが病気で死去する。
1781年(25歳)からウィーンに定住。ウィーンの下宿屋の娘コンスタンツェと1782年(26歳)結婚。この時代はモーツァルトにとって最も幸せな時期で、オペラ「後宮からの誘拐」、交響曲「ハフナー」、「リンツ」、ピアノ協奏曲20番、21番などの名曲が生まれている。
1786年(30歳)にはオペラ「フィガロの結婚」、「ドン・ジョヴァンニ」などの初演が大成功、そして翌1788年(32歳)には交響曲39番、40番、41番と名作がすばらしい勢いで生み出された。しかし、このころから借金の依頼が頻繁になり生活が困窮する。
1791年(35歳)、「レクイエム」の作曲に取り掛かり、そして「魔笛」の初演を行った後、モーツァルトは病床に伏し、1791年12月4日、35歳の若さでウィーンにて永眠する。
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交響曲第25番 ト短調 K.183 |
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映画「アマデウス」の冒頭部分で使用され一躍有名になったこの曲は、モーツァルトがわずか17歳の時に作曲されました。少年の作とは思えないほど暗い情熱と悲劇的な緊迫感を示す作品で、モーツァルトの作品の中でもひときわ異彩を放っています。 |
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交響曲第40番 ト短調 K.550 |
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モーツァルトの全楽曲の中でも、最も有名な曲の1つ。モーツァルトの交響曲のうち短調のものはこの作品を含めてわずか2曲しかなく、その両方がト短調であるため、交響曲第40番を「大ト短調」、もう一方の交響曲第25番を「小ト短調」と呼ぶことがあります。 |
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交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」 |
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「ジュピター」はモーツァルトの最後の交響曲です。モーツァルトを崇敬していたリヒャルト・シュトラウスは、「ジュピター交響曲は私が聴いた音楽の中で最も偉大なものである。終曲のフーガを聞いたとき、私は天にいるかの思いがした」と賛辞しています。 |
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ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466 |
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モーツァルトのピアノ協奏曲は全部で27曲作曲されており、どれをとっても秀作なのですが、中でも最も人気があるのがこの第20番です。映画「アマデウス」で流れていたので覚えている人も多い曲です。初演以来、途切れることなく演奏されたモーツァルトの協奏曲はこの曲だけだったというのも納得がいきます。 |
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ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216 |
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5曲あるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲の中で、第5番と並んで演奏される機会の多い曲です。フランス風の優雅な雰囲気が盛り込まれた美しい曲で、オーケストラのオーディションの際などにもよくとりあげられる曲です。
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アイネ・クライネ・ナハトムジーク |
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「セレナーデ第13番」とも呼ばれます。モーツァルトのセレナードの中で、また全作品の中でも最も広く愛されている作品です。親しみやすい輝きに満ちたメロディは、クラシックを初めて聴く方でもきっと魅了されることでしょう。 |
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レクイエム ニ短調 K.626 |
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この通称「モツレク」と呼ばれる。モーツァルトが楽譜を書いたのは第3曲終わりのラクリモサ(涙の日)までです。モーツァルトの死後、弟子のジュスマイヤーがモーツァルトの意志を引継ぎこの名曲を完成させました。ヴェルディ、フォーレのものと並んで三大レクイエムと呼ばれて人気のある曲です。
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ピアノソナタ第11番イ長調K.331「トルコ行進曲付」 |
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モーツァルトのピアノ・ソナタ中、もっとも広く愛好されている作品です。第3楽章が有名な「トルコ行進曲」であるため、「トルコ行進曲付き」と呼ばれることがあり、第3楽章の「トルコ行進曲」だけで単独で演奏されることも多くあります。
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歌劇「フィガロの結婚」序曲 |
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「フィガロの結婚」はもっとも親しまれているオペラの一つです。この序曲も大変人気があり、コンサートでも序曲だけ独立して演奏されることも多い。流麗で華麗な親しみやすいメロディが全編に溢れ、幸福感に満たされるような傑作です。
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