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クラシックの演奏家


楽器別、演奏家の気質

クラシック音楽の楽器にはいろいろな楽器があります。そして楽器の形や音色がそれぞれ違うように、奏者もその性格が違います。しかし、同じ楽器を演奏している人は同じような気質を持っている人が多いような気がします。持つ楽器によって気質が作られるのか。気質が似ている人がその楽器に惹かれるのかは分かりませんが・・・。独断と偏見ですが、まずはご覧あれ。


ヴァイオリン

オーケストラと言えばヴァイオリンである。オーケストラのメロディラインをつねに演奏している楽器で一番で偉い?。ヴァイオリンはアンサンブルにおいて完全な一体感と融合性を要求されている。そのため奏者の性格は誰と接してもつねに人当たりの良い、常識のある、安定した性格へ導かれる。一般的には繊細で敏感、時には我が強いような印象を与える。なお同じヴァイオリンでも、その持ち場により、性格も少しずつ異なる。「コンサートマスター」はゆるぎない確信と冷静さと極めて強いリーダーシップを持つ(が求められる)「第1ヴァイオリン」は積極的で繊細。「第2ヴァイオリン」は他者への思いやり、正義感が強いと。


ヴィオラ

ヴィオラの渋くて深みのある、暖かい音色は自然に包容力や余裕、寛容といった人間的に愛すべき性格をもたらすようだ。ヴァイオリンからの転向者が多い。転向後は大型楽器に移ったことによる開放感、楽観性で、ヴァイオリンと比較すれば細かいことにこだわらない、風通しのよい性格、競争心などの少ない温厚な性格になるようだ。


チェロ

チェロの音色・音域は人間の声にもっとも近いと言われ、その温厚で居心地のよい音からは、頼まれるといやといえない、お人よしで、些事にうとい、人まかせの性格が導かれる。茂木大輔著「オーケストラ楽器別人間学」(新潮文庫)によると「包容力があってバランス感覚があってゆらぎのない人間性」を持つらしい。


コントラバス

コントラバス奏者はオーケストラを低音部から支える文字通り「縁の下の力持ちで」ある。一般的に低音域の奏者は表面に出ることよりも、より深い部分で本質を追求する姿勢が強い傾向にある。そのため自己アピールや競争、独善などとはおよそ無縁の、健全で、誠実で楽観的で基本的に競い合うことがないおおらかな性格の持ち主が多い。


フルート

フルートは常にメロディかオブリガードが多く、伴奏にまわることは少ない。これから貴族的エリートな性格が形成されていく。反面、大きい音が鳴らず失敗しても大事にならないところから、むしろ冷静で客観性をともなった学者肌の性格になっていく。お嬢さんが多く、外ヅラはいいがあまり深く考えない。決断は速いが本質は音の柔らかさ同様、性格も優柔不断とか・・・。


オーボエ

たいていのオーボエ奏者は楽器を吹いて練習する時間よりも、リードを削る時間の方が長く、0.1oの世界に勝負をかけて削るのである。そのため本人の資質とは無関係に必然的に繊細で神経質になりやすい。またオーボエは少ない息で音を出すため、長いパッセージを演奏することは非常に苦しい。オーボエ奏者に神経質、自己中心的な人が多いのはうなずける。反面、基本的に目立ちたがり屋なので,先頭に立って歩きたがる傾向にある


クラリネット

クラリネット吹きが嫌うのは「ヴィブラート」。それをかけなくてよい唯一な楽器がクラリネットである。まろやかな音色が争いごとを嫌い、安定した音程は奏者にいらぬ自信を与えてしまいマイペースさを増幅させる。またクラリネット吹きは曲がったことが嫌いでまっすぐなことが好き。それでいて暖かみがある性格。とってもおしゃべりで明るいけど、どこか孤独にさめた面もあり複雑さを秘めている。


サクソフォン

サクソフォーンの大きな特徴はヴィブラートにある。ヴィブラートはかなり質の悪い音も耳あたりよく変質させる力を持つ。それは音をシャープに観察する姿勢から遠ざけ、すべてを都合よく修正して考えるような楽観的な性格を導く。サクソフォーン吹きの人は一言で言うと「おしゃれなナルシスト」。総合的には楽観的で、ストレスの少ない、やさしい性格で、たいへんつきあいやすい人が多い。


ファゴット

ファゴットはきわめて広い音域と音色を持つ。そのことからファゴット奏者は多様な側面をもった厚みのある性格が形成されていく。ファゴットは縁の下の力持ちが得意分野。決して自分から表に出て行くこともない。しかし彼がいなくてはみんないつの間にか空中分解してしまう。外界とは一線を画した独自のテンポを持つ。意外に繊細で神経質な一面も。


トランペット

トランペットはステージの王様。1音1音の存在感がすごい。そのため孤独感に苛まれ、トランペットを吹いていれば自然と責任感が強くなり必然的に度胸がついてくるようだ。性格はナルシストっぽい人が多く、どちらかといえば目立ちたがり屋。反面スポーツマン的で探究心があり、やる気まんまんの人が多い。トランペッターに気弱はいない。


ホルン

ホルン奏者には少々度を過ぎた凝り性ぶり、熟考癖がある。人を思いやる気持ちに優れ、人懐っこくもあるが、親しい仲間にもどこか一線をおき、自分の領域に踏み込ませないような雰囲気がある、しかし一旦つぼにはまると、普段とはうってかわって機関銃のように喋りまくる。概して勤勉であり実直、義理人情にも厚く、人との繋がりを大事にする。


トロンボーン

トロンボーンは楽器の形から見て、直線部分が少ないので、ストレートな物言いはなく穏和?どこか貫禄があり心の寛大な人が多い。人当たりがいい分、少々だらしがないところはあるが、協調性もあるのでトロンボーン奏者の回りには笑いが絶えない。芸人気質が強く、お酒の好きな人が多いとか・・・。


テューバ

テューバ奏者の出番の少なさは、奏者に虚無感と同時に本質をよく見極める力を与えるようだ。そしてひとたび演奏参加となった場合は強い責任感、充実感を与えられる。このことは社会の底辺を支えているという強い誇りと自覚をもたらし、ひいては社会意識と正義感に満ちた人格をつくりだす。概して大きな楽器に似合わず、意外と繊細で、周囲によく気を配る。面倒見がよい。


打楽器

打楽器奏者にはつねに細心の注意力と高度な集中力が要求される。「優柔不断な打楽器奏者はいない」と言われる所以である。こうした日常から、スリルへの強い欲求が生まれ、危険をあえて好む冒険的な性格へ変わっていく。反面、冷静で客観的で、情緒的感情的な起伏の少ない安定した人格が形成される。これはポーカーフェイスを必須とするギャンブルに強い?。またおしなべていたずら好きでユーモラスな人が多い。


ハープ

ハープ奏者は目に見える動作が極めて優雅であるのと対照的に、スカートの下では煩雑なペダル操作が行われている。このことから人当たりが良く好印象を与えるが、その内面は意外にざっくばらん、明快であることが多い。ハープは演奏効果について自己顕示欲の充実を図ることが出来る。こうしたことはストレスのない、ややのんびりした、満ち足りた人間像へと奏者を近づける。



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