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クラシック音楽のここが嫌い

 
 
「クラシック音楽は嫌われている?」というと、べつに嫌われていないゾ。と反論する人がほとんどでしょう。「嫌われているの」ではなく、「とっつきにくい」というのはほんとうかも知れません。クラシックに対する「近寄りがたい」「分からない」「長い」というイメージで、いままで避けてきているのではなかったでしょうか。

 実は、このクラシック音楽は、日常の生活の場や街の中では一番多く聴かれている音楽だということを知っていますか。例えば、テレビやラジオのCMやドラマのBGM、映画の中にもクラシックがよく使われていますし、デパートやレストラン、喫茶店のBGMもクラシック曲が多く流れています。

 普段は何気なくBGMとして聞くともなく聴いている(聴かされている)クラシック音楽ですが、実際コンサートなどに行って、じっくり聴くたことがあるでしょうか?「近寄りがたい」「分からない」「長い」というイメージだけが先行しているクラシックですが、ちょっと基礎的な知識を持つことで、そのイメージが変わってきます。テレビや映画の「のだめカンタービレ」の演奏の場面では曲の解説も入っていましたので、この映画を観てクラシック音楽を身近に感じるようになったかたも多いと思います。いわば、「食わず嫌い」だったクラシック音楽も「食べてみる」と、思いがけない新たな感動の世界が広がっていること受け合いです。


「クラシックは分からない」
 ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」の「ジャジャジャジャーン」という出だしについて、弟子のシントラーがベートーヴェンに尋ねたところ、「運命はこのように扉をたたく」と言ったと伝えられています。また、交響曲第6番は「田園」は各楽章には「田舎に到着したときの晴れやかな気分」、「小川のほとりの情景」、「雷雨、嵐」・・と標題がつけられています。これは「標題音楽」といわれていますが、いずれもその音楽が何を表現しているのか想像できます。曲の副題は、作曲家がつけたものだけでなく、出版の際につけられたもの、また後になって愛称のように呼ばれているものなどありますが、「副題」が付いている曲ほど人気があり、親しまれる傾向にあります

 しかし、交響曲第○番とか、ソナタ第○番とか表題や副題が付いていない曲は、何がどうなっているのかよくわかりません。もっともですね。ここが「クラシックは分からない」といわれるところでしょう。これは、絵画でいえば、抽象絵画のようなものです。そして、ほとんどのクラシック音楽はこれにあたります。

 したがって、これを理解し、感動するには、ある程度の予備知識(曲の体系や成り立ちなど)が必要になります。

 また、クラシックは何かをしながら聞くのはすこし難しいので、聞くことに専念できる時間や気持ちがないとなかなか楽しむことができないかもしれません。クラシックの多くは古典とよばれるヨーロッパの音楽ですが、メロディが聴きやすく、ハーモニーも美しく、感性だけでも十分楽しめますが、少しの予備知識があれば、繰り返し聴くことによって、クラシックはもっともっと面白くなっていきます。

 しかし、クラシックの流れをくむ20世紀後半から現在に至る「現代曲」といわれるジャンルでは、メロディもなく、ハーモニーもなく、ただいろいろな楽器が無秩序に鳴っているだけに聴こえる音楽が多く、筆者も何度聴いてもどこがよいのかさっぱり分からないような曲もあります。



クラシックは「長い」
 クラシック曲といってもさまざまなジャンルがあり、長い曲もあれば小品と呼ばれる短い曲もたくさんあります。クラシック音楽の「長い」というイメージは、オーケストラが演奏する交響曲やオペラ、宗教曲などを指しているようです。

 確かに、クラシックの代表曲であるベートーヴェンの交響曲第5番「運命」は全曲演奏するのに約25分、交響曲第6番「田園」は約45分、交響曲第9番「合唱付」にいたっては約70分もかかります。確かに長いですね。1時間近くも続く曲など途中で飽きてしまうと思う人が多いのももっともです。

 しかし、これは全曲を通して聴いた場合です。いつも時間がたっぷりある人は別ですが、余暇に音楽を聴くという方は、自分の気に入った楽章だけを聴くのでいいのではないでしょうか。クラシック音楽を聴くのに全曲を聴かなければならないなんていうルールなどありません。家でCDなど聴くときには、「聴きたいところを聴く」、それがいいのです。

 でも、コンサートに行ったとき全曲を演奏する場合が多いので、その時はじっくり全曲を聴く機会と思って聴く、というのはどうでしょうか。クラシックの交響曲も長いのですが、ポップスのアルバムもCD1枚分ですと同じくらいの長さが入っています。そう思うとクラシックの長さも同じかなという気もしますが。



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